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マンションの階下住戸からの音

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ご相談内容

相談年月:2000年12月

中古マンションの7階の住戸を購入し入居したところ、上階からの音は聞こえないのですが、階下からは入居者の話し声やカラオケの音が日中から深夜まで大きく聞こえてきます。階下は、老夫婦と息子が生活しており、週末になると娘夫婦が来て生活しています。一度、階下の娘と息子に相談したのですが、母の耳が遠いので父の声も大きな声になると言っています。
この場合、音が伝わる原因と話し声や騒音を防止する良い方法を教えて下さい。
現在、和室で就寝していますが、和室の天井裏に台所の排気ダクトが入っていることが解りました。このことも音が伝わることに関係するのでしょうか。また、どうしても階下住人が対応できない場合には、防音効果のある工事を考えたいのですが、どの程度の工事をしたらよいかも教えて下さい。

回答

通常は、階上からの生活音や子供の跳ねる音、テ−ブルを引きずる音のほか、外部からサッシを通して伝わる騒音問題が中心であり、階下からの音の問題は少ないものです。
他住戸での生活に伴って様々な音や振動が発生します。これらの音は隣接する住戸との界壁や界床を透過して伝搬してくる空気伝搬音及び建物躯体に振動として伝わり、その振動が他住戸で音として放射される固体伝搬音とがあります。受音室の内装が板張り床やビニールクロス仕上げで、ベッドなどの家具が無い場合は、吸音効果が無いので、他住戸からの伝搬音が響きやすくなります。
対策工事を立案するには、階下の住戸からの音がどのような経路で伝わってくるのかを見極めることが重要です。専門の調査機関で、下階住戸からの音と思われる騒音源あるいは振動源の抽出及び伝搬経路を明らかにしてもらい、主な音・振動源に対する低減方法を立案してから、工事をすることが望まれます。

相談ID:58

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