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木造住宅の基礎コンクリートのシミ

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ご相談内容

相談年月:2000年12月

2か月前に土地付き分譲住宅(木造平屋)を購入しました。最近わかったことですが、地面から10〜20cmの基礎コンクリ−ト部分にシミができていて、湿気が上がっています。心配なので業者に話すと、犬走りを幅50cm程設ければシミが出ないと言っており、購入者の負担でこれを施工してもらいたいと言われましたが、これは購入者負担で施工するものなのか相談したいと思っています。

回答

犬走りは雨水のはねかえり等を軽減する効果は見込めても、地下水等の対策としての効果はあまり見込めません。まず、水が浸みている原因を究明することが必要です。この住宅地付近の地形状態から考えて、おそらく北側高台(現地と高低差10mの差がある)からの水道が住宅地に走っていると思われます。また、現地は切り土とのことであり、付近の住宅(5〜6世帯)も同様な現象が出ていることから、犬走りを追加しても水のシミが解消されるとは考えにくいです。
まず、施工業者(販売業者)に地盤と水位、水道の位置や流量等を調査してもらう必要があります。同時に、建築内部の基礎内側にベタ基礎が打ってあり、防水シ−ト等の湿気・防水処理が行われているかを確認しておくことが必要です。これらは、写真を撮っておき、関連する不具合の箇所についても項目別に整理をしておきましょう。基礎の立ち上がり高さ等に問題があれば、業者に対して不具合の瑕疵補修を要求することが必要です。
このまま放置しておくと、基礎内部に水が浸透して鉄筋に錆が発生し、膨張によりコンクリ−トの爆裂の可能性や、土台等の木造部分の腐食に発展することも考えられます。
なお、20年保証をしている業者なので、構造・雨がかり部分に問題が発生した場合、写真を撮り瑕疵部分を確認して対応をしてもらってはいかがでしょうか。

相談ID:62

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