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木造住宅の基礎に生じたクラック

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ご相談内容

相談年月:2000年12月

1年前に建築条件付きの土地を購入して、在来木造2階建て住宅を建てました。外周4面の各中央部分の基礎に、垂直に1ミリ幅位のクラックが発生し、外部から内部に完全に貫通しています。基礎天端より地面までは見えるので確認しましたが、地中は未確認です。
地盤調査はスウェーデン式サウンディング法で行い、地耐力について問題なしという結果がでました。販売会社は、接着剤を圧入し補修をすると言っています。そのまま進めて良いでしょうか。

回答

クラックの位置に鑑みると、構造的な不備が疑われますので、現状と修理内容の証拠化が必要と思われます。地盤調査では地耐力について問題なしとすると、他に問題があることになります。建物の外壁、基礎、内部床の傾斜と、開口部の水平・垂直等の測定を行うとともに、基礎の開口部廻りの補強、上部開口部下の補強、これらが適切になされているかを確認しましょう。
どこにも問題がなければ、販売会社が提案した接着剤を低圧でを注入する方法により、鉄筋の防錆と基礎クラックの修理をします。ただし、後日、地盤沈下、基礎のクラックの再発があった場合の対応を約束し、書面に残しておいたほうがよいでしょう。補修に使用した接着剤の製品名等の記録も残すとよいです。建物実測時には立ち会って状況を見た方が良いと思います。

相談ID:64

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