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室内空気質の濃度測定の立ち会いについて

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ご相談内容

相談年月:2000年12月

新築マンションを購入しましたが、自分がアレルギー体質なので、仕上げ材にホルムアルデヒドを放散するものが使われていないかどうか販売会社に聞くと「ノンホルムのものを使っているが、心配であれば検査をするから立ち会ってほしい」と言われました。簡易の検査ではなく精度の高い検査をしてくれるそうです。そのときに、どのようなことに気を付けておけばよいのか教えて下さい。

回答

アレルギー体質であれば、ずっと検査に立ち会うことは控えた方がよいでしょう。測定は、数時間室内を閉め切ってその中の空気を採取するので、そこにいて体調をくずしては取り返しがつきません。自分が不快と感じるにおいがする部屋を選び、そこの空気を採取してもらうように指示し、退出した方がよいでしょう。
仕上げ材以外にも、設置された家具類、流しセット、床のフローリング、壁や天井のビニールクロス、クローゼットの中を仕上げてある合板、床暖房の建材などからも放散することがあるので気を付けましょう。入居時に新しく入れたカーテンが難燃加工されていれば、それにも注意が必要です。
気になるのであれば、引っ越しを延ばし、その間に換気を十分にした方がよいでしょう。たとえ検査の数値が低く出ても、化学物質過敏症が発症するかどうかについては個人差が大きいので、絶対に大丈夫とは言えません。

相談ID:66

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