トップページ 相談事例を探す 隣地建物の目隠し設置義務
  • 電話相談事例

隣地建物の目隠し設置義務

  • 新築工事
  • 戸建
  • その他の相談
  • その他要求
ご相談内容

相談年月:2000年11月

自宅の南側に、2階建て注文住宅が建設中です。敷地いっぱいに南側に建つため、プライバシーを守れるか心配です。
民法上、1m以内には目隠しをつける義務規定があるので、これを根拠に施工業者に申入れをしたら、お互い様だと一蹴されました。今であれば工事変更も可能ですし、目隠し設置も可能と考えられます。どのようにすればよいのでしょうか。

回答

下請の施工業者に目隠し設置を申し入れるのではなく、建築主に申し入れるべきです。
民法は、窓または縁側が、隣地の境界線から直角に測って1m以内であるときは、目隠しをすることを義務付けています(民法235条)。設置義務は、後から建築する側にあります。
建築主に、隣家とは今後長いつきあいになり、お互いにプライバシーは守らなければならないという事情を説明し、図面で窓の大きさ、ガラスの種類等を確認し、適切な対応をとるように話してみてはいかがでしょうか。

相談ID:80

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート