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階段の踏面、けあげの寸法

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ご相談内容

相談年月:2000年10月

現在、住宅会社と設計の打ち合わせをしています。問題なのは階段で、踏面が192mm、けあげ196mmだといいます。
住宅展示場では、踏面が240mm、蹴上げ196mmでした。我が家では高齢者と子供がいるため、展示場と同じ勾配の階段を造るという条件で契約をしました。階段の目安は何かあるのでしょうか。

回答

階段の勾配について、建設省が平成7年に定めた長寿社会対応住宅設計指針では、基本は6/7以下、55cm≦T(踏面、以下同じ)+2R(けあげ、以下同じ)≦65cmとしています。やむを得ない場合は、22/21以下、55cm≦T+2R≦65cm、T≧19.5cmとするとともに、勾配が45°を超える場合は両側に手すりを設けます。推奨基準では、勾配7/11以下、55cm≦T+2R≦65cmとしています。建築基準法の最低基準では、踏面150mm以上、けあげ230mm以下です(建築基準法施行令第23条)。
家族構成の事情で勾配のゆるい階段を希望し、展示場で確認した上で条件を決めているのですから、住宅会社に階段幅も含めて検討してもらった方がよいでしょう。まだ設計の段階なのですから、自由に変更できると思われます。

相談ID:93

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