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隣地からの雨水、泥水の流入

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ご相談内容

相談年月:2000年9月

築後12年の木造2階建ての住宅ですが、5年前南側の畑に、切土してマンションが建築されました。マンションの東は畑で、大雨が降ると畑の中の雨水が集水して、マンション下部から泥水が北側にある我々3軒の敷地に流れ込み、庭が泥で埋まる状態になります。マンションが建築される前は問題がありませんでした。役所とマンション業者の立ち会い調査で、泥水の水道と原因はほぼ確認されました。対策案について、業者の担当者は「個人的にはすぐにやりたい」と原因を認めていますが、上層部には話しが通っていないようです。どうしたらよいでしょうか。

回答

東側の畑地が高く、南西に向かって傾斜があり、傾斜地の切土の上にマンションが新しく建築されています。このために、従来地中にあった水道がマンションの基礎・杭のために移動したことと、箱が沈む状態で水位が上がったことが原因だと思われます。マンションの工作物責任(民法717条)を検討しても良いと思います。
役所立ち会いで原因と現況を確認していること、業者も認めていることから、早急に業者に対して泥水の止水施工を要求したらよいでしょう。また、この工事要求は、マンションに接する3軒が一緒になって行うのがよいと思います。
特に雨水だけの問題ではなく、泥が数cmも積もるのを防止するには、隣地との間にシートパイルを打ち込む等の工事も必要と考えられます。この場合は、近隣との問題も発生しますので、近隣と相談して了解のもとで工事を進めた方がよいでしょう。

相談ID:125

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