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木造3階建て住宅のさまざまな不具合

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ご相談内容

相談年月:2000年7月

2年前の5月、間口5.5m、奥行き8.1mの3階建て建て売り住宅(在来工法かつ、プレカット工法)を、一部設計変更してもらい購入しました。1階はガレ−ジ(2台分)と6畳の和室、2階はトイレとLDKのワンル−ム(間仕切りがない)、3階は6畳と5.5畳の洋室です。
入居から半年後に、次のような不具合を生じました。
1) 窓の回りを中心に壁クロスが裂ける。(1階の階段付近、2階・3階の窓回りに各2〜3カ所)
2) 2階の床の不陸(ふりく)と傾斜、きしみが出ている。
3) 開口部(ドア)の開閉不良があり、ドアと枠を直したら今度はドアを開けると自動的にしまる。
4) 竣工時点で雨漏りが発生した(修理済み)。
これらについては、工務店も修理するといいますが、納得がいきません。住宅の基本的な部分に瑕疵があると思えるので原因を究明し、根本的に直させたいのですがどう対応したらよいか教えて下さい。

回答

奥行きに対して間口が狭く、かつ3階建てのために構造的に不安定です。1階の前面はガレ−ジとなっており、完全に開口部になっていて妻壁がありません。長手方向に壁があってもマッチ箱と同じ原理で、横からの力に弱い構造になっています。
また、2階は間仕切りがないため空洞に近いです。3階は部屋が2つあり、荷重や重心のバランスがあまりよくないように思われます。
そのため、建物全体の揺れが躯体の揺れになり、下地からクロスが剥がれて破れたり、床と根太・その下部の梁・胴差、柱等の接続が不十分となったりするのではないかと考えられます。
その他、構造材自体の寸法・強度にも問題があると思われ、確認が必要でしょう。確認申請提出図を書いた設計事務所に相談して、申請図どおりに施工がされているか確認することをおすすめします。また、第三者の専門家に問題点をチエックしてもらうとよいでしょう。

相談ID:161

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