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マンション内覧会でのチェックポイントは

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ご相談内容

相談年月:2000年7月

マンションを購入し、近日中に内覧会が行われるのですが、業者に、内覧会で指摘された項目は直すが、その後の対応はしないと言われました。内覧会での確認方法を知りたいです。

回答

手持ちのパンフレットを持参して、パンフレット通りに仕事が出来ているかを、細部にわたって確認してみましょう。まず、メジャーで寸法が図面と合っているかを、床、壁、天井、台所回りのスペース等について確認します。スイッチやコンセントの位置も確かめます。また各室の仕上げの傷や剥がれ、汚れ等を床、壁、天井の部位毎に整理します。建具の開閉も全て確認し、枠のそりや建具のゆがみがあれば直させます。設備の水の出具合、浴室やバルコニーなどの排水の具合を確認し、不良個所があれば指摘をします。住戸の外部も見て、コンクリートやタイルの割れ、汚れ、白華現象等をチェックします。
特に気をつけなければならないのは、フローリングの床鳴り問題です。入居してから気づいたのでは、床の張り直しが必要になり、生活に支障をきたします。数人で、少し強く床を踏み、ギシギシ、キュッキュッと音がするようなら問題です。音の問題は、階下の人にも迷惑がかかるので、しっかり直させる必要があります。
内覧会には、詳細図面も用意されているはずなので、必要に応じて見せてもらい、不具合部分は写真に撮っておき、直した後の確認に使うとよいでしょう。
要は、遠慮することなく些細なことでもチェックし、必要な手直しはきちんと請求することです。1人より、何人かの目で確かめた方がよいと思われます。

相談ID:169

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