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シックハウス対策について不動産業者を話し合いの席につかせたい

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ご相談内容

相談年月:2003年5月

子供にアレルギーがあることから、シックハウス症候群を警戒して、新築でないマンションの購入を検討していました。両親の住まいの近くにちょうどいい中古マンションが見つかり、仲介の不動産会社に、リフォームをしないことを条件に、購入の意思を示しました。しかし、次に不動産会社を訪ねたとき、全面的な内装リフォームをしてしまったことがわかりました。ほしい物件だったため、「化学物質を使わない壁紙に替える」「販売価格を値引きする」等の条件で購入することに合意し、入居しました。
ところが、入居しばらくして購入条件にあげた別の約束が守られていないことがわかり、壁紙も信用できなくなりました。
つい最近、保健所でホルムアルデヒドの簡易計測をしてもらったところ、リビングで0.07ppm、子供部屋で0.09ppmと測定されました。
子供のアトピー性皮膚炎はますますひどくなり、担当医からは、ホルムアルデヒドがアレルゲンであると診断されています。保健所からも「一刻も早くベイクアウトをするべき」とすすめられています。この費用負担について、不動産会社や売主と話し合うために何度も電話をしていますが、なしのつぶてです。どうしたら話し合いができるでしょうか。

回答

電話によって不動産会社と話をし、返答がなく困っているということですので、次からは文書で、回答期限を付けて交渉をしてみてはいかがでしょうか。状況に応じてファクスや書留郵便でもいいと思われますが、あまり音沙汰がないようなら、内容証明郵便を用いてみてはいかがでしょうか。話し合いを求める旨の内容証明郵便を送っても、何らかの法的強制力が生じることはありませんが、いつ誰が誰にどんな郵便を出したかが、公的な記録に残ることと、先方に対して話し合って解決した方が早くトラブルが解決できてよいのではないかと心変わりを期待できます。
それでも相手方が話し合いに応じない場合、調停申立や訴訟提起について弁護士と相談すると良いでしょう。

相談ID:196

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