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賃貸マンションのバルコニーのリフォームでシックハウスに

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ご相談内容

相談年月:2002年8月

築6年の賃貸マンションに住んでいます。下の住戸に住んでいる人から、子供がルーフバルコニーを走り回る音が気になるとの指摘を受けました。このため、貸主と施工会社が来てルーフバルコニーに防音シートを張ることになりました。子供はアトピーなので、できる限り化学物質がでないものをと希望し、工事を了承したのですが、実際に施工されたのは、有機溶剤を使用したもので、メーカーに問い合わせたところ、居住中に使用するのは好ましくない材料を使用したことがわかりました。防音シートは塩ビ系のもので、接着剤にはトルエンが使用されています。
施工当日夜窓を開けて寝たら、私と子供が頭痛・めまいがするようになり、その後3日間吸い続けたため、救急病院を受診しました。しかし症状が改善されないので、現在実家に子供と退避しています。夫は仕事の都合でまだマンションにいます。
貸主からは、他のマンションに仮住いをしてはどうかと鍵の提供を受けましたが、体調が悪くて掃除することも不可能だったので、実家へ戻った次第です。施工会社や貸主は次第に化学物質も減るのではないかといいますが、メーカーからは2週間は退避することをすすめられています。
今後の対応方法を教えてください。

回答

専門病院を紹介しますので、受診することをおすすめします。予約制であり、受診まで時間がかかる場合もあるようです。その病院では血液検査や中枢神経機能の検査を行い、シックハウス症候群と診断されるとビタミン剤・解毒剤などの投与を行うと聞いています。できるかぎり体内に取り込んでしまった化学物質を排出させるよう努めることが必要なようです。化学物質過敏症の治療には長期間かかったり、日常生活に不都合を生じることもあります。なるべく早く専門病院で診断してもらい、適切なアドバイスを得た方がよいでしょう。
実家に避難したのは、それ以上健康被害を増進させないために賢明な方法であったと思います。
体調が回復し、もし今後代替マンションに移るにしても、元のマンションに戻るにしても、身体に異常を感じないことを十分に確認した上で慎重に決める必要があります。

相談ID:202

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