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擁壁工事の施工ミスと契約解除及び保証

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ご相談内容

相談年月:2001年8月

(施工会社から)工事請負契約を締結し、擁壁工事に着工しました。ところが、この擁壁が一部予定した土地から3センチメートルずれてしまいました。当方の工事ミスなので、一部打ち増しの補修工事をすると詫びたところ、施主は納得せず、全面やり替えか、打ち増し部分を含め半永久的に保証する旨の社長個人名での保証書を入れるように要求しています。会社としては納得できない内容です。
既に信頼関係もないので、契約を解除したいと思っています。

回答

擁壁工事の施工ミスがあるので、施工業者としては施主と補修工事と代金減額交渉を行うのが通常と考えられます。
施主が要求している半永久的な保証は、半永久的という文言が不明確であり、かえって混乱を生じかねません。保証書の内容をめぐる交渉の時点では、不適当な文言を避け、保証期間を区切る内容とするべきでしょう。
工事着工後に、相手方と合意が得られれば、合意解除して通常出来形までの清算をすることになります。
会社としての施工ミスも認めているのですから、違約金をとられないように解除させるというのは無理なように思われます。契約関係にある者として誠意をもって交渉する必要があるかと思います。

相談ID:228

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