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リフォームの見積もりをとったら、仕様・金額が違う。業者をどう決めればよいか。

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ご相談内容

相談年月:2001年8月

築20年の中古マンションを購入して、リフォームを行うために2社から見積もりを取りました。両者を比較したところ、A社の方が細部にわたって詳細な見積もりが出てきました。しかし、両者の仕様で大きな違いは、床下断熱材を入れるか入れないかの違いで、40万円の差が出ています。A社は、床をフローリングにすると冷えるので、断熱材を張った方が暖かくてよいと言っています。
本当に断熱材を張ると部屋が暖まるのかを知りたいと思っています。また、業者の選定に関して考えておくことがあれば教えてください。

回答

相見積りをしたことは、業者選定上有効な方法です。しかし、詳細の仕様が不明のために、どちらが工事金額にあったよい工事ができるかは相談だけでは不明で、評価はできません。相談内容から推測するとA社がよいと考えているようですが、工事を行う場合にはよく仕様を確認して、不明な部分は徹底的に確認しておいたほうがいいでしょう。
断熱材の敷き込みの件は、A社の言うように床下に断熱材を張ると断熱効果はあると思われますが、床スラブが冷えることによって、フローリングも冷えてつめたく感じることは余りないと思われます。冬季は階下の余熱によってスラブが暖められるために、底冷えはあまりしないでしょう。壁や柱・梁廻りのコンクリート部分の吹き付け断熱材工事が完全にできているかどうかによって結露や寒気の状態が大きく変わると考えられますので、できれば床と壁・壁と天井スラブ等の躯体コーナー部分の断熱処理をしたほうが結露防止にも有効だと思われます。断熱材を入れた方がよいと断言はできません。
業者選定の件ですが、まだ2社との比較の段階なので、現在考えているA社に対して、新規C社と同じ仕様で見積もりを取らせることも考えたらよいのではないでしょうか。また、選定比較の為にも、両業者の施工物件を見せてもらい、直接自分の目で確認してみることです。自信があるリフォーム業者であれば、必ず完成物件を見せてくれると思いますので、それから業者決定を行ったらよいかと思います。

相談ID:242

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