トップページ 相談事例を探す ベランダリフォームによる健康被害
  • 電話相談事例

ベランダリフォームによる健康被害

  • リフォーム工事
  • 戸建
  • 請負契約
  • シックハウス
  • その他不具合部位
  • 修補(補修)
ご相談内容

相談年月:2001年8月

住宅会社に依頼して木造在来2階建て住宅を新築し、9年経過しました。先日、同じ住宅会社でリフォーム工事をしました。外壁の再塗装が完了後、2階ベランダ床の再防水工事を、既存グレイ色の防水材の上に合板を張り、再度防水処理する方法で施工しました。工事完了直後から、ベランダに面する部屋にいた子供は気持ちが悪くなり、顔が腫れたり、考えがまとまらなくなる等の症状があらわれました。夫は何ともなく、自分は帰宅が遅いためか大丈夫でした。子供をリフォーム工事の当日はホテルに宿泊させ、翌日病院に行き、皮膚科でステロイド剤の投与を受けましたが、診断書はもらっていません。住宅会社に使用した防水材や塗料について資料請求し、製品安全データシートと試験成績書は入手しています。
今回のことでかかった費用について住宅会社に相談すると、ベランダ防水工事のやり直しか、アルミ製品への取り替えを提案されていますがどうでしょうか。
子供は元々やせて体力がなく、アトピーがありました。実家の築23年になる木造在来2階建て住宅では元気であり、もう一人の子供はもっとアトピーがひどく、拒食症にもなっています。

回答

外装工事であっても、使用された溶剤が蒸発・放散し室内に流入して、被害を受ける場合があります。住宅会社と交渉するに当たり、病院の診断書をもらっておいてはどうでしょうか。因果関係を証明する必要が生じた場合、役に立つことが考えられます。
ベランダ防水工事のやり直しは注意して行う場合でも、身体に影響が生ずる可能性があるので、できればアルミ製品への取り替えが望ましいと思われます。
化学物質による影響を回避する対策として、原因となっている部材の撤去が可能であればできるだけ撤去した方がよいでしょう。

2人の子供の体調が今まですぐれず、今回の場合のように転地していると元気になるということは、常時生活している住居が原因である可能性があると思われます。子供はできれば避難し、様子を見ながら住めるかどうかの確認をとってはどうでしょうか。

相談ID:245

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート