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木造2×4住宅で、施工業者の発注ミスによる施工間違い

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ご相談内容

相談年月:2001年7月

今まで住んでいた軽量鉄骨の住宅を建替えるため、その住宅を建てた関連会社と契約して木造2×4住宅を建築中です。この住宅会社を選定したのは、関連会社であるため、取壊し費用がかからないという理由からですが、特別な値引きなどはありませんでした。
ところが、上棟時に工場生産の部材を運び込み組立てたところ、いくつか問題が発生しました。
最大の問題はダイニング部分の天井の形状です。勾配天井を取り付ける契約でしたのに、水平天井になっています。住宅会社の発注ミスによるものです。住宅会社は、現状のままでも構造上問題がないことを立証するため、調査機関に依頼しているようです。
設計者・営業担当者も若く、話にならないので、設計・営業の部長と会いました。
「ご近所の手前、いまから屋根をとりかえるのは、よくないだろう。取替えには3ヶ月かかるし、費用もかかる。貴方の家については原価割れでサービスしている」と言われました。しかし、住宅会社の発注ミスが原因であるのに心外です。
今後の対応方法を教えてください。

回答

天井形状の発注違いについて、現状にそのまま納得して値引き交渉をするのも一つの方法です。
当初の契約どおり、勾配天井を希望するのであれば、契約違反を理由として取替えを請求することは可能でしょう。
この場合、工事遅延が生じますが、原因は住宅会社のミスに起因するのであり、施主の費用負担はないものと思われます。
相手が値引きや取替えに応じないようであれば、交渉経過や請求内容を文書にまとめ、内容証明郵便や書留郵便を用いて、住宅会社宛に送付してはどうでしょうか。住宅会社の対応次第では、住宅会社の親会社顧客担当窓口へ連絡する方法もあります。

相談ID:252

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