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隣地に住宅が建つことによる日照時間の短縮

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ご相談内容

相談年月:2001年7月

同じ敷地内に両親の母屋と離れて建てられた木造平屋建て住宅に住んでいます。隣地は田圃で我が家は境界から2m程度離れて建っていますが、最近田圃が宅地に変わり境界から1m程度離れて隣家が中二階程度の高さで建築されることになりました。
完成すると我が家は西日しか当たらないようになりますが、どうすればよいでしょうか。隣家では兄弟で所有地を分割することになり、別棟を新築するにはこの位置が最も都合がよいことは状況から察せられます。

回答

建物を建築する場合、隣地境界との関係は民法や建築基準法の規制を受けることになります。ただし、その地域に法律と異なる慣習があれば、その慣習によります。地方公共団体の担当部署(建築指導担当課等)に行き、隣家の建築が適法なものか確認し、日影規制に関しても尋ねてみてはどうでしょうか。
今までは田圃であった隣地が宅地に変貌し、何の障害もなく一日中得られていた日照が、隣家の新築により制限を受けることは納得できないかもしれません。ただ、狭い国土で建物が以前に比べ増えていることを考えると、環境の変化をある程度認めなくてはならないと思われます。隣家の新築が地方公共団体の建築指導課等で適法であることが確認された場合は、率直に隣人に日照への影響の懸念を話し「互いの快適な環境を保持するため、自家と同様に境界から2m程度離して家を建てる」ことを申し入れてはどうでしょうか。

相談ID:257

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