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国道沿いの軽量鉄骨2階建てプレハブ住宅で、車の振動と騒音で眠れない

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ご相談内容

相談年月:2001年7月

4年前に軽量鉄骨プレハブ2階建て住宅を建築しました。敷地は国道に面していて、完成後直ぐに住宅全体が振動し、外部からの騒音も酷く、夜も眠れない状態です。こちらは素人なので、住宅会社を信用して、今までの木造住宅より振動や騒音はなくなると思ってプレハブ住宅を建てたのですが、前の住宅よりも激しく揺れます。住宅会社に苦情を言うと、対策として、3年前に玄関付近に杭を打ち、2年前には開口部をペアガラスに変更しましたが、騒音は一向に改善されていません。この住宅の基礎はベタ基礎ではなく、当初予定の屋根はスレート瓦でしたが、途中で重たい瓦に替えて施工を行いました。
これらの問題に対して、当方は素人なので当然問題ない住宅を希望していたのに裏切られた思いで、出来れば解体して再施工を要求したいと思っています。なお、契約書やその他の図面の中には地盤調査をしたと言う報告書はありませんでした。

回答

前面道路が国道で、周囲も昔は畑であったところに土盛りをして住宅を建築しているところから考えて、地盤調査を行う必要があったと思われます。住宅会社が施主の苦情に対して、玄関付近だけ杭を打ったと言いますが、それだけでは根本的な解決にはならないように思えますし、開口部をペアガラスに替えても、住宅全体を遮音に配慮した構造にしなければ、音も伝わってくると思われます。
今後住宅会社に対して折衝するのであれば、第三者の専門家に地盤調査、基礎工法の選択、上部構造の問題点等を調査してもらうことがよいと考えられます。また、振動・騒音に関しても専門の調査機関を紹介しますので、調査を行って、住宅会社指定の調査とは別に詳細検討を行ってみてはいかがでしょうか。その結果を踏まえて、住宅会社と交渉することにしたらよいのではないでしょうか。また、県の建設工事紛争審査会にも相談して今後の対応を検討するとか、弁護士会の仲裁センターを利用して交渉を進めるなどの方法も考えられます。

相談ID:260

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