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木造2階建て住宅をリフォームしたら、めまいがする

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ご相談内容

相談年月:2001年7月

(設計事務所から)知人が別荘として使用していた新築後18年程経過する木造・在来2階建ての住宅を購入しました。入居にあたりリフォームの相談を受け、畳をムク材のフローリングに張り替え、既存複合フローリング上にコルクタイルを接着剤で張り、既存プラスターボード下地ビニールクロス上に珪藻土を塗りました。ムク材フローリングとコルクタイルにはワックスを塗布しています。外壁には防腐塗料を塗布しました。
夏場に工事は完了し入居しましたが、知人は入居後目眩がすると言い、シックハウス的な感じがすると言っています。換気で化学物質は取れるのでしょうか。仕上げ材は張り替えた方がよいでしょうか。また、ワックスは剥がした方がよいでしょうか。
知人はこれまで他県で、シックハウスとは無縁の農家の離れに暮らしてきており、虚弱体質です。

回答

ムク材であっても、薬剤による防腐処理がされているものがあり、珪藻土であっても、施工性をよくするため合成樹脂が加えられたり、防腐・防カビ剤が含まれている場合があります。コルクタイルは無塗装のものを選んでも、天然系でないワックスを使用すると、化学物質揮発の可能性があります。施工に当たって、使用された接着剤が溶剤型であれば、同様の可能性があります。
これらの原因を除去するか、この家から避難する方法が考えられますが、無理であれば、身体的影響の程度により、効率のよい十分な換気・通気を励行しながら生活していくことが考えられます。しかし、虚弱体質の知人にとって、換気により数年で化学物質を除去することには、無理があるかもしれません。
張り替えに当たっては、建材と接着剤に十分注意し、ワックス除去にも、溶剤を使用する際には同様の注意が必要です。
外壁に使用された木材用の防腐塗料は薬剤が含まれており、原因の一つになっている可能性があります。

相談ID:270

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