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職場の木製扉の塗り替えによりシックハウスの症状が発生

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ご相談内容

相談年月:2001年7月

2001年に、勤務先で事務所の木製扉の塗り替えをしました。その日から鼻がむずむずして、咳が出るようになり体調が悪くなりました。
花粉症で受診したことのあるアレルギー科外来で白血球の数が多いと言われ、抗生剤を処方されました。休日は体調がよく、出社すると具合が悪くなる日が続いています。他の臭いに対する感じ方は、以前と変わっていません。日中、他の社員は全員営業に出て留守なので、自覚症状があるのは私一人です。
将来家を建てるときの参考にとシックハウス症候群の本を読んでいて、私はシックハウス症候群ではないかと心配になり、電話をしました。
また、シックハウス症候群はどのように診断されるのでしょうか。

回答

大量の化学物質の曝露を経験した後に、ごく少量の同じ種類の化学物質に対して反応してしまう状態を化学物質過敏症といい、その中で住宅に起因するものをシックハウス症候群とよんでいます。
事務所にいて体調が悪くなること、他の臭いなどには敏感になっていないことから、扉に塗った塗料が揮発して事務所の空気を汚染しているために起こったものと思われます。通常塗料の揮発は2週間くらいでおさまってくるものですが、このまま放置すると体調が悪化する可能性もあります。エアコンが扉の真上にあり換気環境が悪いようなので、窓を開けたり、扇風機を使って換気を励行し、机の位置を扉から離れた場所に移動するなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
またシックハウス症候群の診断方法ですが、専門病院では眼科関係の検査や問診などが行われると聞いています。詳細は、専門病院を紹介しますので、直接問い合わせの上、確認下さい。

相談ID:271

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