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マンションの内覧会で多数の不具合を発見、契約解除したい

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ご相談内容

相談年月:2001年6月

2001年6月初旬に分譲マンションの内覧会があり、知り合いの大工と見てみたら、部屋間の引戸にレール溝がなく、扉がふらふらしていて当初の説明と違う納まりでした。その他、押入の内部合板部分の釘が完全に打たれておらず、扉戸あたりの塗装仕様が悪く手垢が付き易い状態です。ルーフバルコニーにモルタルの残材がへばりついており、収縮目地ゴムの天端がバルコニー床仕上げ面より出ていたり、納まりがきれいではありませんでした。
また、最初説明を受けた図面では、バルコニーの隔て版を壊して隣戸へ避難できるような仕様になっていたのですが、実際はタイル張りの壁になっていました。
販売業者は不具合箇所を直すと言いますが、このような状況のマンションには住みたくなく、契約解除したいのですが、できるでしょうか。引渡しは6月末ですが、完全に直すまで残金を支払いたくありません。

回答

まず、契約上、引渡し前の契約解除がどうなっているのか、契約書できちんと確認する必要があります。違約金についても定めがあるはずです。販売業者は不具合箇所を全て直すと言っているので、完了を確認して残金を支払うことは、一概に不利とも言い切れません。残金を支払わないと鍵の引渡しをしてもらえないこともあります。再度同じ事項の手直しをさせる必要があったときは完了日を決め、鍵の引渡しを受けることです。
隣戸との隔て版については、確認申請書の図面でどのような仕様になっているか確認するとよいでしょう。隣戸への避難のため、隔て版を作り、火災時等に破って隣戸へ避難するよう、建築基準法、消防法に定められているので、当初の図面となぜ違うのか説明を求めてはどうでしょうか。

相談ID:276

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