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行政からの紹介という耐震工事業者の訪問

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ご相談内容

相談年月:2001年6月

30坪の在来木造の家に30年住んでいます。先日、地方公共団体からの紹介と言って、耐震金物による補強を行う業者が訪ねて来ました。費用は500万円くらいであるといいます。施工はしなければならないのか、またどのような工事なのか知りたいと思っています。

回答

地震に備え、できるだけ建物の耐震性を増すことや、家具の転倒防止を図ることは、地方公共団体の防災課等で啓発していることはありえますが、リフォーム業者を直接紹介することは普通ありえません。リフォーム業者が地方公共団体から紹介されたと嘘を言って、耐震金具を不必要に売りつけるという事案がありました。まず、地方公共団体の防災担当課や建築指導担当課に問い合わせて下さい。
在来木造住宅の耐震性を知るには、簡単なものなら自分で出来る「耐震診断表」などがあります。主に、壁量の計算が多いのですが、ある程度の目安はつかめます。金物は床下から壁、小屋裏まで柱や梁等を緊結させ、倒壊をしにくくさせます。また、筋かいや合板を使用して壁の耐力を増したりします。
施工業者の選定は、市の地方公共団体の防災担当課や建築指導担当課に問合せをするか、民間による業者紹介サービスによる業者選定などもひとつの方法ですが、複数の施工業者に施工の方法と詳細見積書を提出させ、比較検討することが肝要と思われます。

相談ID:281

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