木造3階建て住宅の振動
相談年月:2001年6月
建築条件付きの在来工法、木造3階建て住宅が、2週間後に引渡しになります。建築途中から住宅全体が揺れていました。施工業者に話すと一部分は直してもらえましたが、その後、建築基準法や施工上での問題はないと言われました。当方としては、このままあきらめて引き取らざるを得ないのでしょうか。問題部分を調査して直すことができるのか相談したいと思っています。
1階は玄関とその横にガレージが付いていて、ほとんど壁がありません。また、奥の6畳の部屋も間口が1.8mの開口があり、間口約4mには壁がほとんど付いていません。さらに、2階は間仕切りがなく3階に2室と、典型的な木造3階建て住宅です。建築基準法には抵触しなくても居住する場合に問題であれば、建築の専門機関で一度相談を受け、調査をしてもらい、是正部分を補強する必要があるかどうか確認して下さい。
補修請求できるケースであれば残代金の支払いを拒否しても違法ではありません。現在、1階ガレージ部分を使用していないのであれば、1階のガレージ出入り部分を塞ぎ、耐震・振動を考慮した住宅に変更すれば、少なくとも、現在よりは振動や揺れが少なくなると思われます。
建築専門調査機関を紹介します。
相談ID:290
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