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ご相談内容

相談年月:2001年6月

当社に勤務している職員が、昨年に新築の集合住宅に入居した後、化学物質過敏症になり、医療機関で診察を受けています。住宅に中和剤を吹き付ける減少工事を行い、住めるようになりましたが、会社に来ると咳が止まらなくなり、外に出ると治ると言います。
この事務所は、3年前にカーペット、壁の塗替え等のリフォームを行っています。事務所の窓は開かず、強制換気はついていますが、換気能力は悪そうです。
当社としては、事務所の化学物質濃度を測定し、濃度低減のための工事等を行いたいと考えていますが、どうしたらいいのでしょうか。

回答

支援センターでは、工事業者等の紹介は行っていません。濃度低減のための工事を行う業者は様々あるようで、インターネット等でも検索できるでしょう。ただし、業者の提案する対策が被害の出ている方の症状に合うかどうかを充分確認することが必要です。測定機関を紹介することは可能ですが、測定機関は化学物質の測定を行うのが業務であって、評価・対策等はしていません。測定する際には、3年前のリフォーム業者に使用部材を確認しておけば、測定する物質の参考になるでしょう。
また、化学物質過敏症の方の場合、事務所の害虫駆除、印刷物のインク等にも反応する場合があり、注意が必要です。減少工事よりも、換気能力を高める工事の方を最優先で進めるべきかと思われます。

相談ID:302

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