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木造住宅天井裏の鳥の巣と瑕疵

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ご相談内容

相談年月:2001年5月

7年前に建売の木造住宅を購入しましたが、5年後に寄棟の屋根の洋瓦の隙間と下地の野地板の隙間から鳥(椋鳥)が侵入し、天井裏に巣を作ってしまいました。この時は、住宅会社に隙間を塞いでもらいましたが、最近になって、今度は雀が侵入して2箇所に巣を作り、小雀が天井に落下し、さらに壁の内部に落下してしまいました。応急処置として、天井裏からネットで隙間を塞いでいます。
住宅会社の担当者に話すと、前回はサービスで隙間を塞いだが、今回は工事費をもらわないと直せないと言います。この場合、瑕疵として施工会社に工事を行ってもらえるのでしょうか。なお、住宅の構造部分の保証は10年ですが、どう判断したらよいのでしょうか。

回答

瓦のズレによって野地板と西洋瓦の間に隙間ができ、下葺材も破れているので、簡単に鳥が侵入したのではないでしょうか。
構造的には問題ないし、現在は雨が降っても雨漏りもない状態なので、住宅品確法上の瑕疵に当たらないとも考えられますので、詳しく調査をすべきでしょう。
なお、本来瓦と野地板の部分は漆喰(しっくい)等で塞ぐべきものと思われます。瓦のズレも考えられますし、将来、暴風雨等で漏水の可能性もあります。ましてや、雀が入った結果、巣や死骸からダニ等が発生する可能性もあり、健康的にも問題があるでしょう。
一度、文書で住宅会社のお客様センターに補修の要求をしてみてはどうでしょうか。瑕疵に該当するかどうかの判断は難しいですが、上記の、今後起こりうる可能性の問題も含めて交渉をしたらよいかと思います。

相談ID:315

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