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木造住宅の基礎コンクリートの打設不良

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ご相談内容

相談年月:2001年5月

木造住宅を建築中ですが、基礎のコンクリ−ト打設について教えて下さい。建設会社は、雨の日に養生を行わないで土間コンクリ−トを打設し、2日後に、やはり雨の中で基礎の立ち上がり部分の打設を行いました。この時も養生が不十分で、仮枠を翌日に外してしまいました。コンクリ−トの打設状態は悪く、ところどころにジャンカがあり、角の部分は打ち直しをしており、換気口の角も欠けています。
建築会社の責任者に問いただすと、気になるなら外部の人に確認したらよいと言われました。

回答

降雨中にコンクリ−トを打設した場合は、雨水により骨材とセメントが分離して、比重の軽いセメントが上部に浮き出し、流れる場合が多いです。通常、土間コンクリ−トの場合は、養生シ−トを上部に被せて雨水を防止します。また、基礎立ち上がり部分も、基礎から土間コンクリートに白い粉状のシミが流れているのであれば、土間コンクリートと同様、養生が完全ではないようです。また、打ち直しや角が欠けているのであれば、コンクリ−トの強度が出ない状態で仮枠を外したことが原因と考えられます。普通、コンクリ−トは4週間程度経過すると強度が増すので、1日で仮枠を外して、直ぐに構造部分を立ち上げると、基礎強度に問題が出る可能性があります。
強度を確認するには、基礎のコア抜きの方法があります。また、コンクリートの打設状態も検査してみてはいかがでしょうか。

相談ID:317

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