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木造3階建て住宅の度重なる雨漏り

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ご相談内容

相談年月:2001年5月

8年前に請負契約を結んで、その翌年に引渡しを受けた木造3階建ての住宅ですが、この7年間で、特に1〜2階の開口部分の全ての枠廻りから雨が漏ってきて、今までに何十回も補修をさせてきました。しかし、雨漏りは止まらないので、2年前に無償で外壁を取り替えてもらいましたが、最近になって、また2階壁面から雨漏りが発生して困っています。
施工業者は、1階の開口部分に鉄骨を入れさせてほしいと言うのですが、このままでは、いつになったら雨漏りが解決するか判りません。当方としては、この住宅の買取りか建替えを望んでいるのですが、どうしたらよいのでしょうか。
なお、この住宅は26坪の敷地に延べ32坪の3階建て住宅です。建物は1階当たり10坪強で、間口が2.5間、奥行きが4間程度です。この間口がガレ−ジと玄関出入口になっており、全てが開口です。また、ガレ−ジの横も開口部になっていて、ピロティ状態になっています。

回答

買取りや建替えの要求は、法律的な判断が必要なので、弁護士とよく相談する必要があります。雨漏りの無いように補修をしてもらうことがポイントでしょう。
数十回におよぶ開口部廻りからの雨漏りは、建物の横揺れに原因があるのではないでしょうか。当該物件は、壁量が不足しているために、風等の振動によって住宅全体に歪みが生じて、開口部分が外れたり、隙間が生じたりしているのではないでしょうか。
業者が鉄骨を入れたいという申し入れからもわかるように、木造の構造部分、特に筋交いの不足、壁量の不足、搭状建物であることが原因と考えられますので、建築の専門家に調査を依頼し、適切な設計と補修方法を検討してもらうのがよいかと思います。
施工業者に対する信頼が失われているのであれば、損害賠償請求も考えられます。

相談ID:320

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