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浄化槽の蓋の強度

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ご相談内容

相談年月:2001年5月

(消費者センターから)5年前に、住宅用の浄化槽を設置して、その上を駐車場として利用しています。最近、駐車場の中央にある点検用の蓋が割れてしまいましたが、通常、浄化槽の蓋の強度はどの程度なのでしょうか。また、浄化槽全体の保証期間はどのくらいなのでしょうか。

回答

家庭用の浄化槽は一般的にFRP製(強化プラスチック)の商品であり、点検用の蓋もFRP製だと思われます。点検用の蓋の安全荷重(積載荷重)は、通常500キログラム以下だと思われますが、その蓋上部に重量のある自動車の車輪が一部載った場合でも、その自動車の半分近くの重量が掛かるので、蓋が割れる可能性があるでしょう。例えば、蓋の安全荷重が500キログラムの場合には、許容通過車両が軽乗用車でも、一輪当たり概算重量で500キログラム程度になることがあります。なお、マンホール蓋の中央に荷重種別の表示が明記されていると思われます。
また、浄化槽の保証期間は1〜2年が一般的ですが、耐用年数は30年程度と言われています。点検蓋は消耗品と考えられ、特に期間を定めていません。しかし、明らかに製造上・施工上での不良品であれば、メーカーに交換を交渉してみてはいかがでしょうか。

相談ID:322

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