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ご相談内容

相談年月:2001年5月

(マンションリフォームマネージャーの試験合格者から)国家資格の「マンション管理士」、「管理業務主任者」の2資格の概要及びマンションリフォームマネージャーであることのメリットを教えて下さい。

回答

マンションリフォームマネージャーは、マンション内の建築的要因の設計・施工に関する知識、技術的なアドバイスを行うものです。「マンション管理士」は、マンションの管理組合の管理者や区分所有者などから相談を受けて助言、指導等を行うことを業とします。
「マンション管理士」と「管理業務主任者」は、いずれも2000年12月に成立した「マンション管理適正化法」で創設された資格です(2001年8月1日施行)。前者は、マンションの管理業務全般の専門家として組合運営や修繕計画などについて組合の相談に応じ、助言、指導を行います。また後者は、管理業者の営業所や事務所ごとに配置を義務づけられており、管理組合のマネジメントや出納等の実務面を担当します。
一方、「マンションリフォームマネージャー」とは、マンションの専有部分について、施主の要望を的確に把握した上で、マンション特有の制約条件に十分配慮しつつ、リフォーム内容の企画提案等を行うとともに、工事の実施に際して管理組合、近隣住戸、施工業者および施主に対する調整、指導、助言を行い、トラブルのない良質なマンションリフォームを実施することができる能力を認められた者をいいます。所定の試験に合格すれば、「マンションリフォームマネージャー」の名称を使うことができるため、マンションリフォームに関する必要な知識・能力を有することが公的に認知されることになり、一般消費者はもちろん、トラブルの増加に苦慮する管理組合等からも信頼を得やすくなります。「マンション管理適正化法」の施行に伴い、マンションは管理を含んだ総合的な品質、性能が問われることになり、マンションリフォームマネージャーの活躍する場はさらに広がる可能性が高いです。

相談ID:326

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