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パンフレット上の参考図と竣工図の関係

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ご相談内容

相談年月:2001年4月

(不動産販売業者から)当社で分譲販売した鉄筋コンクリート造4階建て新築マンションの購入者から、販売時パンフレット上の参考図と竣工図が違う、と解約の申し込みを受けているのですが応じなければいけないでしょうか。
例えば、排水縦管の通気管は建物2m内の防露処理と参考図に記載されていますが、実際の施工と違いがある場合は補修工事をしなければならないのでしょうか。参考図はあくまでも参考であり、竣工図と違いが生ずるのは当然と思うのですがどうでしょうか。

回答

購入者は、パンフレットの参考図を確認して購入を検討し、契約時に、参考図は実際と違う部分があるという具体的な提示がない限り、パンフレットで示された参考図は契約内容の重要な要素であるとして契約に臨むことになります。
契約解除に関しては、参考図と竣工図の違いが、購入者の契約の目的を達成できないほど重要なものか否かによって、対応が異なってくると思われます。なお、排水縦管は共用部分であり、それに関するトラブルはマンション全体に共通するものなので、管理組合にも事情を伝え話し合うのが良いかと思います。

相談ID:331

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