トップページ 相談事例を探す 進行する基礎と土台の隙間や建具の開閉の困難さ
  • 電話相談事例

進行する基礎と土台の隙間や建具の開閉の困難さ

  • 新築工事
  • 戸建
  • 売買契約
  • 変形(隙間)
  • 作動不良
  • 内壁
  • 窓・建具など
  • 天井
  • 基礎
  • 水回り
  • 地盤
  • その他要求
ご相談内容

相談年月:2001年4月

建売住宅を購入して2年ほどになります。元々地盤の悪いところなので、床下換気扇を取り付けたり、床下に活性炭を敷き込んだりしながら生活をしています。床下の定期点検にきた者が、基礎と土台が大きく離れていると指摘してくれたので、そのことを売り主に言うと、木材は生きているのでそのために隙間を開けているのだと言いました。生きていることは分りますが、何cmも大きく開けてあるということが木材の伸縮に関係するとは思えません。
その影響かどうか分りませんが、天井と壁との取り合い部分に隙間ができて、その幅が段々と大きくなってきています。リビングと和室の間に四枚引きの建具がありますが、左右に完全に閉まらなくなってきました。トイレの水漏れは直してもらいましたが、その他の部分も、いろいろなところが悪くなってきています。
外部排水の問題も心配です。最近周辺が開発されて、普段は渇いている貯水池は雨が降ると一杯になり、逆流してきて家の中まで入ってくるのかと思ったほどです。この様な場合は、どのように対応して行けばよいのでしょうか。

回答

基礎の天端は、土台が据え付け易いように天端モルタルなどで不陸を調整し、水平にして土台を据え付け、アンカーボルトで基礎と土台は一体とするものです。しかし、最近、床下換気口を付けない工法として、ネコ土台といい、基礎と土台の間に硬質ゴムであるとか、スペーサーブロック等を挟み込んで隙間を取り、床下の通風を良くするやり方も多く見られますが、相談内容から考えて、施工精度の問題であろうと思われます。木材は生きているのでと言うことは間違いではありませんが、そのために何cmも土台と基礎の天端を開けておくようなことは通常行わないものです。
話の内容から、二つのことが必要であると思われます。
?基礎と土台の隙間のこと、壁と天井の隙間、建具が完全に閉まらない、地盤に対しての対応などは、建築の専門家に診断をしてもらうこと。
なお、施工精度の問題であれば、瑕疵に当たると思われますので、売主に対し瑕疵担保責任を求めることも考えられます。
?排水に関しては、行政の地域排水計画を聞いてみて、自分の住まいの流末処理と貯水池に入った雨水の流末処理はどうなっているのかを確認しておくこと。

相談ID:335

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート