トップページ 相談事例を探す マンションリフォームに伴うシックハウスとイソシアネートの測定
  • 電話相談事例

マンションリフォームに伴うシックハウスとイソシアネートの測定

  • リフォーム工事
  • 共同住宅
  • 請負契約
  • シックハウス
  • 内壁
  • 調査の実施
ご相談内容

相談年月:2001年4月

10階建てマンションの5階に住んでいます。上階から漏水し、わが家は水浸しになってしまいました。仮住まいをしている間に、トイレ以外の全室の内装を修理してもらいました。
工事中1時間くらいずつ、様子を見にマンションに戻っていました。当初から臭いが気になっていましたが、そのうち、顔に発疹が出ました。まだ、数日間分の工事が残っていた時期に、マンションに戻ってしまったところ、鼻の奥が痛い、目を開けていられない、涙が出る、発疹が出て顔が腫れる、呼吸が苦しいなどの症状がでました。
近所の内科で「シックハウス症候群の疑い」と言われ、専門の病院を紹介されました。同時に「マンションには戻らないほうがいい」とアドバイスされたので、それからずっと避難生活をしています。
専門の病院では、化学物質過敏症の疑いありと言われ、いろいろな検査をしています。避難生活をしていると病気のことを忘れてしまうくらい元気ですが、マンションに戻るとすぐに呼吸が苦しくなるため、「家で生活するのは極めて困難」という見解がでています。
専門病院の医師から、ホルムアルデヒド、イソシアネートの濃度を調査するよう言われたので、調査機関を教えて下さい。

回答

イソシアネートは、ホルムアルデヒドに替わるものとして、合板や接着剤に利用され始めているものです。また、この物質は放散速度が速く、工事終了後1ヶ月以上経過しているので、物質濃度の測定は難しいかもしれませんが、測定が可能な機関があるので紹介します。
本件の場合、工事中に何度か部屋に戻っているので、化学物質の影響を多く受けた可能性があります。工事現場へ行ったときの状況と身体の状況を、時系列でなるべく詳細にまとめておく必要があります。
また、業者からどのメーカーのどんな接着剤や建材を使ったか確認し、そのメーカーから製品安全データシート(MSDS(Material Safety Data Sheet))を取り寄せてみれば、ホルムアルデヒド、イソシアネートを使用していたかどうかが確認できると思われます。

相談ID:342

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート