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新築の輸入住宅でシックハウスに

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ご相談内容

相談年月:2001年4月

約3年前に、木造2階建て2×4工法の輸入住宅を新築し、入居しました。私は身体に変調を感じ、入居から1ヶ月で実家に戻り、その新築した家は他人に貸しました。契約前、設計・施工した建設会社に「自分は敏感な体質である」ことを告げると、社長は「輸入住宅は、化学物質にうるさいアメリカで作られているので安全だ」と言ったので契約しました。県内の病院の診断を受けると、専門病院をすすめられましたが遠くて行かれません。先月、借家人が出ることになり再度自宅に入居しましたが、心配なのでホルムアルデヒド簡易測定器の無料貸出しを利用し、濃度を測定しようと思っています。建設会社は、このことに対し何の対応もする気はないと言うのですが、どうにもならないものなのでしょうか。

回答

契約に際し、自分が化学物質に敏感であり、安全な住宅を建設することを契約内容に含めていれば、建設会社にシックハウスに対する責任が生ずる可能性があると思います。そのためには、専門病院の診断による化学物質過敏症等の診断書や、作られた住宅にその原因があるという因果関係をはっきりさせる必要があります。原因が持ち込まれた家具にあったり、防炎加工したカーテンにあったり、持ち込んだ防虫剤や芳香剤であったりする場合も考えられますので、それらを確かめていくことになります。シックハウスの症状があらわれているのが家族の中で相談者1人であり、竣工後2年以上暮らした借家人はなんともなかったことについては、発症には個人差があるものであることを建設会社に十分説明し、理解してもらう必要があります。
化学物質の室内濃度を下げるには換気が一番効果的なので、日常生活上は換気を励行したらよいかと思います。

相談ID:349

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