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住宅会社が破産。完成保証制度を利用していたのですが、適用外と言われた。

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ご相談内容

相談年月:2009年3月

「着工前に工事代金を払えば、値引きする」と言われて、900万円支払いました。
ところが、工事が始まる前に、住宅会社が破産してしまいました。工事中に倒産しても、他社が工事を続行するという完成保証制度に入っていたので安心していたのですが、保証会社に連絡したところ、約款上、完成保証の適用外だと言われてしまいました。
どうすればよいのでしょうか。

回答

住宅会社が破産した場合の完成保証制度の内容は、その制度の契約約款の内容や保証会社によって異なります。
一般的には、工事の引継ぎにより増加した費用を当初の工事限度額に応じて支払う場合や、前払金と工事がどこまで進んでいるかを算定した上で差額につき保証金を支払う場合が多いようです。着工前でも完成保証の適用が受けられるかは、契約約款の内容により異なります。
どちらにせよ、まずは、契約約款をよく確認して下さい。その上で、必要であれば弁護士に相談し、保証会社と交渉されてはどうでしょうか。
なお、完成保証制度があっても、工事請負契約では、工事の進行状況に応じて工事代金を支払い、代金の先払いにならないように注意することが必要です。

相談ID:364

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