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住宅会社の資金繰りが厳しくなり、工事が3ヶ月間ストップ。どうすればよいか。

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ご相談内容

相談年月:2009年5月

住宅会社に頼んで木造在来2階建住宅を新築中です。
引渡予定日は1ヵ月後ですが、まだ基礎ができただけで、工事が3ヶ月もストップしています。工事代金の7割にあたる1200万円を支払っています。工事を再開するよう催促を続けていますが、資金繰りが厳しいという理由で進みません。
すでに支払った代金を返してもらって、他の会社に依頼して完成してもらいたいと考えていますが、契約を解消する方法や返してもらうべき書類を教えてください。

回答

木造在来2階建住宅の基礎だけができた段階で工事がストップし、引渡予定日まで1ヶ月しかないのであれば、予定日までの完成は通常不可能と言ってよいでしょう。施主であるあなたの方から契約を解除することは可能です。その場合、内容証明郵便で契約解除通知を送付して、工事の進み具合と代金支払いに応じた精算をすることになります。
しかし、住宅会社の資金繰りが厳しい状況では、過払いになっている工事代金を返金してもらうのは、あまり期待できないと思われます。さらに住宅会社の経営状況が悪化して、事実上の倒産や破産となれば、さらに返金額が低くなる可能性があります。
まずは、弁護士による法律相談を受け、今後の対応方法を相談して、弁護士に交渉を依頼してはどうでしょうか。
契約を解除して、他社で工事を継続するのであれば、建築確認申請済証の返還を求めておきましょう。

相談ID:365

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