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室内ドアがたおれて怪我をした。床が柔らかいことが原因といわれたが。

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ご相談内容

相談年月:2009年2月

賃貸マンションに住んでいる者です。部屋の床に止めつけられたピボットヒンジの室内ドアが倒れてきて、怪我をしました。
ドアとドア枠のメーカーに責任があると考え、治療費の請求をしたところ、「床が柔らかいことが原因」と説明されました。マンションを建築した施工会社は、施工上の問題はないと言っています。室内ドアの取扱説明書には、床が柔らかい場合の記載はないので、メーカーの責任があると思うのですが、どうでしょうか。

回答

居住用建物の不具合による怪我であることから、貸主に請求することが考えられます。また、ドアとドア枠に欠陥がある場合には、メーカーや施工会社に対して責任を問うことも考えられます。いずれにしても、ドアが倒れてくるような原因があったか否か、あったとしてどのような原因であるかが重要です。
おそらく、同じマンションの他の住戸でも、同様の取付け方をしているでしょう。管理組合に、同様の事故の可能性がないか尋ねてみてもよいでしょう。
また、取扱説明書には、床が柔らかい場合の取付けについて記載がないようです。取扱説明書に記載がなくても、施工会社に交付される施工要領書には、床の仕様との関係での記載があるかもしれません。記述が不十分な場合には、指示・警告上の欠陥があるといえる場合もあります。十分な説明ノ記述といえれば、施工ミスの可能性が高まります。総合的に考えて、損害賠償請求の可能性について弁護士による法律相談を受けることをおすすめします。
また、事故があったことの情報は、地元の消費生活センターや製品評価技術基盤機構(http://www.nite.go.jp/)に連絡してはいかがでしょうか。

相談ID:370

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