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4年前に入居した新築マンション。引き戸の作動不良が直らない。

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ご相談内容

相談年月:2009年7月

4年前に新築の鉄筋コンクリート(RC)造6階建てマンションの4階住戸を購入して住んでいます。1年点検の際に洋室入り口にある引き戸が動き難いことをマンション販売会社に指摘して、補修してもらいましたが、いまだに直りません。
その後の定期点検でも指摘をしているのですが、「引き戸に反りは生じていません。レール内のゴミで戸車の動きが悪いためです」と点検に来た人に言われました。
その後、マンション販売会社のお客様相談室にも連絡し、交渉を重ね、解決金の提示がありました。自分で、他の会社から補修に必要な費用の見積りをとっているのですが、マンション販売会社から提示された金額は、その見積り額とはかけ離れていて納得できません。
今後どのように進めていけばよいでしょうか。

回答

引き戸に反りが生じているのか、レールのゴミを取り除いた上でも具合が悪いのかは、建築士等の専門家に現場を見て確認してもらうことをおすすめします。現況がわかる写真や図面を持参して相談し、費用を確認した上で現地調査を依頼することが適当と考えられます。
引き戸のアフターサービス期間は2年程度と規定されていることが一般的です。お手元のアフターサービス期間を定めた書面(アフターサービス規準書)を確認してみてください。入居から4年目であれば、アフターサービス期間は経過している可能性が高く、引き戸を交換した場合の補償費用全額を請求するのは難しいかもしれません。
しかし、1年点検時から作動不良が継続し、補修しても直らないことから、販売会社のお客様相談室も解決金の提示をしてきたとか、第三者の建築士による調査の結果、欠陥のある箇所を初めて正確に把握できたといえるような場合には、売主の買主に対する瑕疵担保責任(民法第570条、第566条3項)として補修費用の賠償を請求できる場合があります。
第三者の建築士による現地調査を受けたり、弁護士と相談する等して、解決金の増額交渉やマンション販売会社に対して損害賠償請求することが可能かを検討してみてはどうでしょうか。

相談ID:395

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