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戸建て住宅の北側外壁にひび割れが発生した。補修方法は。

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ご相談内容

相談年月:2009年10月

2年前に、新築の木造建売住宅を購入しました。最近、北側の外壁に7カ所のひび割れが発生してきました。他の3面は大丈夫です。建売会社の説明では、おそらく下地のモルタルが乾ききっていないうちに、塗料を吹き付けたのではないかということです。建売会社は、北側のその面だけを吹き付け塗装をすると言います。
ひび割れ部分についてはどのようにするのかと聞くと幅が狭いのでこのままですと言います。ひび割れの幅を測ってみると0.2ミリくらいです。何故補修しないのかと聞くと、みみず腫れ状態のようなものが表面に出てくるからと言います。このような補修方法でよいのでしょうか。

回答

ひび割れの幅が広い場合には、その部分をVカットし、エポキシ樹脂を注入した後に、吹き付け塗装をするのが通常です。
しかし、ひび割れの幅が0.2ミリ程度であれば、不具合の程度も低いので、エポキシ樹脂を注入した上での補修は行わない方がよいと思われます。
現在のひび割れが7カ所ということですが、立面図等に縮尺を合わせて、ひび割れの状況を書き込んでおき、半年なり1年なり経過したときに、定期的に状況を確認するとよいでしょう。
建設会社が、吹き付け塗装をアフターサービスとして無料で行うというのであれば、弾性吹き付けを希望するとよいでしょう。但し、ヘアクラック程度のもので、進行性がなければという条件付です。弾性吹き付けとは、弾性塗料を用いる塗装方法です。弾性塗料は、接着面の乾燥が遅いため、下地の伸び縮みに対して柔軟に対応すると言われているので、下地のモルタルのひび割れが表面に出にくいという特性があります。
弾性吹き付けは高価になるので差額を生じると言われた場合には、差額分は貴方が負担することも適当な選択のひとつと考えます。

※ヘアクラック 毛髪状の細かなひび割れ。コンクリートの表面に発生する0.1〜0.2ミリ幅の細い亀裂。

相談ID:405

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