トップページ 相談事例を探す リフォームで設置した自然冷媒式ヒートポンプが、地震で倒れ壊れた。
  • 電話相談事例

リフォームで設置した自然冷媒式ヒートポンプが、地震で倒れ壊れた。

  • リフォーム工事
  • 戸建
  • 請負契約
  • その他
  • 設備関連
  • 修補(補修)
  • 地震
ご相談内容

相談年月:2011年7月

築10年超の木造2階建住宅に住んでいます。昨年の11月にオール電化リフォームをし、自然冷媒式ヒートポンプを設置しました。ところが、東日本大震災で倒れ壊れてしまいました。ヒートポンプのメーカーによると、施工設置基準に沿って取り付け工事がされていないことがわかりました。通常は土間コンクリートにアンカーで止め外壁側には固定金具で繋ぐそうですが、リフォーム会社はコンクリートブロックを敷きその上に設置し、外壁にも固定の金具を用いていませんでした。この機種は大型で高さが2メートル幅・奥行1メートル・重量400kgです。不安定な施工で、固定場所が3箇所で、2本のボルトで留めるべきところをボルトは1本ずつで留めていました。この様な施工であったことが被害を大きくしたと思います。近隣にも同様の設備が設置されていますが、倒れたのはうちだけでした。設置した業者に補修を請求できるでしょうか。

回答

自然冷媒式ヒートポンプの施工設置基準が守られず倒壊したようです。コンクリート土間にアンカーで固定させ外壁にも固定金具でつなぎ止めることは通常求められる施工レベルと思われます。コンクリートブロックでは不安定であり、しかもボルトも少ないのは危険で重量と大きさから倒壊すれば大惨事にもなるでしょう。施工設置基準を逸脱したのは人為的なミスと考えられます。東日本大震災を理由として免責を最初から言えるものではないと思われます。
リフォーム業者が補修に応じない場合には建築の専門家に調査鑑定を依頼し瑕疵である証拠を掴む必要があると考えられます。

相談ID:457

参考になりましたか?

チャットでご相談

チャットサポート