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出窓の同じ箇所で2回目の雨漏りが発生した。

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ご相談内容

相談年月:2011年9月

7年前に、木造2階建分譲住宅の引渡しを受けました。入居から3年目に、出窓の取付ビスの周囲から雨水が浸入してきました。建売業者は、サイディングの継ぎ目からの雨漏りでしょうと言い、コーキングの補修をしました。
先日の台風で、同じところから雨漏りが発生しました。私としては、下地にも影響が考えられるので、下地を見て欲しいと要望しています。しかし、建売業者は、サイディング材について、現在では同じ物が手に入らないと言い、補修方法を検討中です。
今後、どのようにしたらよいでしょうか。

回答

住宅品確法に基づく10年の瑕疵担保責任の対象は「雨水の浸入を防止する部分」であり、出窓の雨漏りはその対象部位に該当します。一般的に、雨漏りの原因について確認することは簡単ではありません。出窓の取付ビスの周囲であれば、出窓周囲のコーキングの施工不良、防水シートを取り付けるテープによる施工不良が考えられます。
下地に雨水が浸入しているのであれば、下地材、柱、梁等に腐朽を発生させる可能性がありますが、雨漏りによる下地の影響を確認する場合、仕上げ材であるサイディングを剥がさないと分からず、その際に不具合が無ければ、張り直す仕上げ材が異なり、デザイン性にも影響が生じ、工事代金の請求を受けることも考えられます。
雨漏りの原因を調査するのは建売業者側の責任と考えられますので、自主的に調査を行うようにさせるか、第三者の専門の建築士に調査を依頼し、その費用負担を求める旨、書面を送付してはいかがでしょうか。

相談ID:482

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