建売住宅の完成後、隣家から窓の目隠しを要求されたが、応じなければならないか。
相談年月:2011年10月
(建売業者から)当方で完成した住宅の南隣の住宅所有者に、隣地境界線から1m未満の窓に目隠しをつけるように要求されました。その所有者には、建築前に図面を要求されて渡してありますが、建築中には特に何も言われていません。
民法に目隠しについての規定があるのは知っていますが、完成後に要求されても、応じなければならないのでしょうか。
民法第235条1項には、境界線から1メートル未満の距離において、他人の宅地を見通すことのできる窓または縁側を設ける者は、目隠しを付けなければならない、と規定されています。
いつまでに要求しなければならない等の規定はないので、完成後でも要求されたら応じる必要はあるでしょう。
相談ID:495
参考になりましたか?