床フローリングの張替えリフォームをしたが、カタログ・カットサンプルとイメージが違う。解決法は。
相談年月:2012年2月
築20年のRC造15階建てマンションの住戸を中古で購入しました。中古マンションを購入後、仲介業者から紹介されたリフォーム業者と内装リフォーム工事を契約しました。
その中で床のフローリング材の選定にあたって、リフォーム業者からカタログと4cm程度のカットサンプルを見せられて決定したのですが、工事ができ上がってみると、全くイメージが異なりました。私としては、張り直しを求めたいのです。しかし、カットサンプルは、素材の質感を感じ取るためのもので、色合いや柄を確認するものではなかったというのが、リフォーム業者の言い分で非を認めません。
今後どのように解決していけばよいでしょうか。
リフォーム業者によるカタログやカットサンプルの提示・材料選択に際する情報提供が適切だったのか、材料を選択し品番を特定した貴方がこの情報を読み取る上で、注意すべき事項を見落としていないかが問題になると思われます。
「イメージが異なる」という指摘は、購入者にとって重要な問題なのですが、客観的な意味が理解しにくい部分もあります。
そのため、自分のイメージとどう違うのか、担当者の説明内容も含めて自分が考えたイメージとどう異なるのかという点をはっきりとさせる必要があります。イメージとは必ずしもカタログやサンプルだけから形成されるものではありません。担当者の説明文言や引き合いに出された他の物件等も参考になっているはずです。
これらの点を整理した上で主張すべきです。
相談ID:540
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