ご相談内容

相談年月:2012年6月

築37年になる木造2階建て住宅で、リフォーム工事を計画しています。工事項目の内の3点についてお聞きします。
(1)雨樋の交換時期はいつごろでしょうか。
(2)内壁杉板の表面処理は、どのような方法があるのでしょうか。
(3)繊維壁を珪藻土に塗り替える予定ですが、含有されている珪藻土の成分量と施工に適した時期はいつごろでしょうか。

回答

(1)雨樋には樹脂製や銅製などがありますが、いずれも、経年劣化により、管にひび割れや穴が見受けられたり、土や葉などの詰まり、建物に取り付けている金具からの外れなどが原因で、樋から水が溢れたり、漏れたりするようになったら、交換時期です。
(2)既に貼ってある杉板表面の保護は、浸透性のある塗料やワックス等を用いることが一般的です。ただし、片面だけの保護層であることから、板が変形する可能性もあります。目立たない部分に試し塗りをして数ヶ月間変形を見定めることをおすすめします。
(3)内装用の珪藻土塗料は多く発売されていますが、珪藻土の含有率によって施工性や価格が異なります。施工に適した時期は、製品の施工要領書を参考に、室温・湿度・乾燥期間などを確認して判断します。

相談ID：573