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リフォーム工事中、フローリングの仕様を変更したところ、工事が終わらない。

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ご相談内容

相談年月:2015年2月

築23年のマンションの住戸を購入して、ホームセンターのリフォーム部門に内装リフォーム工事を依頼し、請負契約を締結しました。現在、工事中で、工事は請負業者が複数の専門業者を手配して行っているようです。
工事の途中でフローリングの仕様を変更したため、当初の予定よりも工事が遅れています。請負業者には再度工程表を組み直してもらいましたが、それに示された完成引渡し日を過ぎても工事が終わりそうにありません。
工事を依頼している請負業者の施工管理能力に疑問を持たざるを得ない状況です。今後、どのように対応すればよいでしょうか。

回答

請負業者には、施主と約束した期日までに完成引渡しができるように、様々な工事にかかわる専門業者をうまく手配して、円滑に工事を進める施工管理能力が求められます。工事の規模や内容に応じて、定期的に専門業者を集めて現場等で工事の問題点や工期についての打合せをする必要がありますが、請負業者の段取りが悪く、専門業者との打合せが行われていないため、工事の遅れにつながっている可能性があります。そのような場合、工事遅延の責任は請負業者が負います。
一方、発注者の指示による仕様変更等が工事遅延の原因となった場合は、請負業者の責任は問えなくなることがあります。
原因がいずれにあるにせよ、フローリングの仕様変更のため、部材の入荷に時間がかかっているということであれば、本来請負業者がきちんと状況を説明しなければなりません。
まず、請負業者に工事が遅れている理由や今後の見通しを確認し、例えば大工職など工事を進める上で重要な専門業者を含めて工程を確認する打合せを行うよう求め、その上で、再度、工程表を提出してもらうことをおすすめします。
また、今後の打合せの際には必ず議事録を作成し、双方で確認するようにしましょう。請負業者の説明に不明な点がある場合などは、リフォーム工事に関する専門家相談を受けることをおすすめします。また、契約書に遅延損害金についての定めがある場合は、具体的な内容を確認したうえで、あらかじめ請負業者と話し合いをしておくとよいでしょう。

相談ID:643

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