リフォーム工事後に不具合が発生。補修するとき気を付けることは?
不具合の原因が、新築工事によるものなのか、リフォーム工事によるものなのか、調査する必要があります。まず、リフォーム工事を実施したリフォーム事業者に連絡し、不具合発生の原因調査を依頼しましょう。また、調査をしてもどちらの工事に起因するものかわからない場合があります。この場合、新築工事の住宅事業者とリフォーム事業者を含めて話し合いが可能であれば、三者で話し合い解決を目指しましょう。
1.まずはリフォーム事業者に連絡し、原因を調査
リフォーム工事の後、不具合が発生した場合、その不具合の多くはリフォーム工事によるものと考えるのが一般的です。しかし、新築の際の工事等に問題があったことで、不具合が生じている場合もあります。そこで、どの部分に不具合原因があるのかを調査で明らかにすることが重要になります。まずは、リフォーム工事を実施したリフォーム事業者に連絡をとり、不具合原因を調べてもらいましょう。
2.原因がわかった場合
調査の結果、リフォーム工事に原因があった場合には、リフォーム事業者に補修方法の確認と補修工事の依頼をしましょう。もし、新築工事に問題があった場合には、新築の際の住宅事業者に補修工事を依頼します。
3.原因がわからなかった場合
リフォーム事業者の調査の結果、不具合の原因が、リフォーム工事にあるのか、新築工事にあるのか、わからない場合もあります。このような場合には、新築工事の住宅事業者とリフォーム事業者とを交えて、話し合いをすることになります。また、リフォーム事業者の調査では不十分だと思える場合には、第三者の専門家に調査を依頼し、不具合の原因が新築工事とリフォーム工事のどちらにあるのか、判断してもらう方法もあります。なお、不具合の原因が、リフォーム工事と新築工事の両方にある場合には、双方がお互いにどれだけの責任を負うのか、負担割合等を決めたうえで、どちらかに補修工事を依頼することになります。
4.まとめ
リフォーム工事の後の不具合だとしても、原因はリフォーム工事に限りません。リフォーム後に不具合が発生した場合には、まず、リフォーム事業者に連絡して、原因を調査してもらいましょう。
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