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引渡された住宅にある不具合が未補修なのに代金支払請求が。どう対処すれば?

                 
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新築した注文住宅に不具合があり、未補修なので引渡しから半年ほど最終代金を支払わずにいたら、施工業者の代理人弁護士から代金の支払請求書が届きました。無視していいでしょうか?

内容を確認し、必要に応じて専門家へ相談して、対応を検討しましょう。

施工業者はどうして法的手段に?

施工業者としては、「工事が完了し、住宅を引渡しているのだからまず工事代金を清算したい。その上で不具合を補修するのが妥当」と考えていると思われます。しかし、話し合いができない状態が続いているため弁護士を通して代金支払い請求をしてきたと考えられます。

不具合があっても代金未払いは契約違反

引渡された住宅に不具合があり、施工業者側に責任があるとしても、引渡しが完了している物件について、最終代金の支払いを拒み続けていれば、債務不履行で訴えられる可能性が出てきます。
納得できない気持ち、また「ちゃんと不具合対応をやってもらえるのか」という不安があると思いますが、残念ながら法的に未払いを継続できる理由にはなりません。
内容を確認し、必要に応じて専門家へ相談して、対応を検討しましょう。

不具合の解決に向けた話し合いを

以下のような点をポイントに対応を検討しましょう。

  • (1)これまでの交渉の経緯を整理
  • (2)未払い金額の清算
  • (3)不具合対応

調査・補修依頼の前に資料の準備を

不具合の状況やトラブルの経緯がわかる、以下のような資料を事前にできる限り用意しておきましょう。

  • 不具合の発生時期や進行状況などがわかる資料や写真など
  • 新築時の契約内容がわかる書類など

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