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相談例9

相談者のリフォームニーズがあいまいなまま事業者主導の提案を受け、仕様等の妥当性がわからないケース

相談概要

工事内容
マンション専有部の全面改修工事
住宅形式
共同(RC造5階建)
相談内容
展示会で知ったリフォーム事業者に、リフォーム工事の見積りを依頼した。専有部をスケルトンにして、水廻りの位置を変える計画である。これまで2度、計画図と見積書が出てきたが、見積金額はいまだ希望する予算の2倍になっている。リフォーム事業者から「再度現場調査を行い、見積金額が下げられるか検討するため、相見積りはとらないでほしい」と言われたが、本当に希望する予算まで金額が下がるか不安である。見積書をチェックしてほしい。

相談者から送付された資料

  • 1回目の見積書(14,844,998円)、計画平面図
  • 2回目の見積書(9,904,897円)、計画平面図

見積チェック

チェックポイント 項目・数量

項目・数量について確認。

チェック内容

  • 建材や設備など商品発注分の明細はあるが、工事費については全て一式計上であり、工事内容・工事範囲が不明。各工事費について明細を求めることを助言した。
1回目の見積書

チェックポイント 図面

図面について確認。

チェック内容

  • 相談者の要望があいまいなため、打合せする度にプランが変更になっていることを指摘。今回のリフォーム工事の要望、本当に必要なことを整理してから、プランを検討することを助言した。
  • トイレのスペースが使いにくい形になっており、寝室の一部がデッドスペースになっていることを指摘。希望通りのプランになっているか確認することを助言した。
1回目・2回目の計画平面図

チェックポイント 契約内容

支払条件について確認。

チェック内容

  • 「資金プラン」において、着工日までの支払額の合計が、工事費総額の2/3以上になっていることを指摘。工事の出来高に応じた支払いになるよう、事業者に申し入れてみることを助言した。
資金プラン(1回目)

チェックポイント 契約内容

「図面作成契約書」において、見積金額が注文者の希望する予算に納まらない場合の図面作成代金の支払いについて確認。

チェック内容

  • 「図面作成契約書」には、見積金額が注文者の希望する予算に納まらない場合の対応について記載がなく、このときの作成代金の支払いの必要性について、まずは事業者に確認し、その後、必要であれば専門家相談を利用することを助言した。
図面作成契約書

チェックポイント 相談ニーズ

相談者は、事業者から相見積りはとらないように言われていたため、他の事業者から相見積りはとらないでいたものの、本当に希望する予算まで金額が下がるか不安を抱いていた。

チェック内容

  • リフォーム工事の要望があいまいなまま事業者と打合せをしても、事業者の提案により内容が過剰になりがちで、希望する予算の見積りになりにくい。リフォーム工事において本当に必要なことを明らかにし、予算についてはそれが限度額であることを明確に伝えたうえで、再度、打合せをすることを助言した。
  • 住宅設備機器や建材には様々なグレードの商品があり、価格に幅がある。見積書に計上されている商品が、相談者の希望するグレードになっているか確認することを助言した。
  • 事業者に相見積りをとることを伝えたうえで、他の事業者から相見積りをとり、提案内容等を比較検討することを助言した。

相談者への助言内容のまとめ

  • 工事費が全て一式計上であり、工事の妥当性を判断するため、事業者に明細を求めることを助言した。
  • 相談者の要望があいまいである点を指摘。リフォーム工事の要望をはっきりさせ、希望する予算内のプランを作成してもらうこと、あわせて、希望するグレードの商品であるか確認することを助言した。
  • 工事の出来高に照らして合理的な支払いになるよう、事業者と打合せをすることを助言した。
  • 「図面作成契約書」に契約内容の詳細が記載されていないため、まずは事業者に確認することを助言した。
  • 他の事業者から相見積りをとり、比較検討することを助言した。
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